小学生向け 無料で始められるプログラミング学習ツール5選!

2020年度から小学校でもプログラミング学習が始まりました。

家でもプログラミングの学習をさせた方がいいのかしら?

子どもがプログラミングに興味をもっているけど、どうやってはじめればいいの?

・無料で始められる教材はあるの?

・プログラミング教室があるらしけど高そうだし・・・・

そこで今日は、子どもが楽しく無料で始められるプログラミング学習ツールを5つご紹介します。

コンピューターサイエンスの世界に興味津々な子どもへ、

これからのステップを一緒に踏み出してみましょう!

この記事を書いたのは、
業務アプリ開発・運用保守歴20年 支援先企業250社以上の経験
新人時代は納品用データを誤って全部消しちゃったり、支援企業先でパソコンの配線見直し中に、足に引っ掛けた電源コンセントを抜いてしまいパソコンが一気に十数台落ちてしまって大慌てになったりと。
失敗談に事欠かないエンジニアの端くれでございます。

小学生におすすめの無料で始められるプログラミング学習ツール 5選

では、紹介する5つのツールをまとめました。

学習ツール説明
Scratch(スクラッチ)世界中で使われている子ども向けのプログラミング言語。
ブロックを組み合わせて簡単なプログラミングから高度なプログラミングまで出来ます。

対象年齢:8歳以上
windowsやMacにも対応してます。
Viscuit(ビスケット)絵を描いてプログラミングができます。子どもが描いた絵が部品となって動くのが特徴です。

対象年齢:5歳以上

WindowsやMacやAndroid/iOSに対応。
Code Studio(コードスタジオ)初めてプログラミングに取り組む子どもに「マインクラフト」や「スターウォーズ」や「アナと雪の女王」などのプログラミングを学習できるコンテンツが用意されています。

対象年齢:6歳以上
WindowsやMacやAndroid/iOSに対応。
CodeMonkey(コードモンキー コードの冒険)
プログル小学校での活用を想定した学習ドリルのような教材

対象年齢:10歳以上
Windows/Mac
Webアプリなのでインストール不要

Scratch(スクラッチ)

Scratch(スクラッチ)は、マサチューセッツ工科大学のメディアラボによって作られました。

子どもがプログラミング学習をするためのビジュアルプログラミング言語になります。

ブロックを組み合わせて簡単なアプリから高度なアプリまでプログラミングできます。

Scratch(スクラッチ)のWebサイトにgoogle chromなどのWebブラウザからアクセスして、すぐに使い始められます。

ブロックには命令が組み込まれています。

例えば、「〇歩動かす」と言うブロックは〇の部分に数字を入れるとその数字分だけ動きます。

様々なブロックを組み合わせてキャラクター達を動かします。

初めてScratch(スクラッチ)でプログラミングしてみたいなら下のリンクをクリックして下さい。

対象年齢8歳~16歳程度
対応端末パソコン、タブレット
開 発マサチューセッツ工科大 MITラボ
特 長オリジナルのアプリが作れる。

プログラミングはほとんどがマウス操作でできる

他の人が作ったアプリを見ることができる(真似できる)
学習のための書籍が豊富

Viscuit(ビスケット)

こちらは、ブロックを使わずに絵を描いてプログラミングができるんです。

NTTコミュニケーション科学基礎研究所が開発したビジュアルプログラミング言語です。

アプリケーション内で動くキャラクターを子ども自身が絵に描きます。

これが部品と呼ばれるます。

この部品をステージと呼ばれる場所にドラッグ&ドロップで移動させます。

次に“メガネ”というツールを使い、最初に左側のレンズの部分に絵を移動させます。

そのあとに右側のレンズに絵を移動させます。

するとステージ上にある部品が動き出します。

メガネを複数使うことでゲームを作ることもできます。

文字を使わないので幼稚園の年長さんから小学校低学年の子どもにおすすめです。

対象年齢4歳くらいか
対応端末パソコン・タブレット・スマホ
開 発合同会社デジタルポケット
特 長・絵を描いてメガネというツールでプログラミングができる
・読み書きできなくてもプログラミングできる
・表現力が育つ

Code Studio(Code.org)

CodeStudioは、非営利団体のCode.orgが運営している無料のプログラミング学習サイトです。

CodeStudioには、プログラミングを学べる20時間コースなど、さまざまなコンテンツが用意されています。

初めてプログラミングにチャレンジする子どもにおすすめなコンテンツは「Hour of Code(コードの時間)」です。

このコースには「マインクラフト」「スターウォーズ」「アナと雪の女王」などの世界でプログラミングを学習できるコンテンツが用意されています。

公式サイトによると全世界で70,000,000万人が学習しています。

Code.orgは、コンピューターサイエンスを教えるための無料のオンライン学習プラットフォームを提供し、全世界の学生にアクセスを提供するとても壮大なスケールの組織ですね。

子どもが理解しやすい「ビジュアルプログラミング言語環境」を用いています。

CodeMonkeyコードの冒険

コードモンキー

イスラエルのCodeMonkeyStudioが開発したプログラミング学習ゲームです。

Scratchのようなブロックを組み合わせるようなキーボード操作がそれほど必要ないパターンと違います。

コードエリアと呼ばれる場所に、実際にコードを書いていきます。

といってもいきなりコードをすべて書くわけではありません。

おサルのモンタナがバナナを獲得するために必要な動作をプログラミングしていきまう。

例えば、バナナまでの距離が歩いて10歩なら、「STEP」というコードがあらかじめ記述されているので、「STEP」の右隣に10と入力し実行ボタンを押すと、おサルのモンタナは10歩進んでバナナをGETします。

ステージが進むにつれて、右や左に曲がったりと処理が増えていきます。

それぞれのコマンド(命令)を記述しながらバナナをGETしていくゲーム感覚でプログラミングを覚えていく学習ツールです。

プログル

小学校での活用を想定しており、学習ドリル的な要素があるプログラミング教材です。

こちらは特定非営利活動法人「みなのコード」が開発しました。

Webアプリとして提供されているのでインストールの必要はありません。

他の教材と大きく違う点は、小学校で必須となったプログラミング教育のために作られていて無料で使える点です。

現在は算数用の教材と理科用の教材があります。

算数は「多角形コース」「公倍数コース」「平均値コース」「最頻値コース」「中央値コース」があます。

理科はmicro:bitとプログル6年理科電気キットを使って新学習指導要領に例示されている「電気の利用」を学べます。

あくまでも学習ドリル的な教材なので、自分のアイデアを自由な発想で作ることは出来ません。

ただし、各コースごとに先生用の指導案がついていますので、お家でもお子さんを十分にサポートしてあげられます。

教材ではありますが、プログラミングの楽しさを学ぶことは出来ます。