小学3年生がゲーム作りに挑戦!初めてのプログラミング体験を成功させるステップ

小学3年生がゲーム作りに挑戦!初めてのプログラミング体験を成功させるステップ

「ゲームを作ってみたい!」

小学3年生の男の子が、そんな夢を抱いた時、親御さんはどんな気持ちでしょうか?

きっとワクワクする反面、「一体どこから始めればいいの?」と戸惑っているかもしれません。

この記事では、ゲーム作りに興味を持った小学3年生が、楽しく安全にプログラミングの世界へ飛び込むためのステップを、具体的な方法やツール、そして親御さんへのアドバイスと共にご紹介させていただきます。

ゲームの世界への入り口:好奇心と遊び心を育む

いきなり難しいプログラミング言語を学ぶのは大変です。

まずは、お子様の好奇心と遊び心を刺激し、ゲームの世界への興味を深めることから始めましょう。

ゲームを「遊ぶ」ことから「作る」へ

普段遊んでいるゲームを、少し違った視点で見てみましょう。

例えば、好きなゲームのキャラクターがどのように動いているのか、ステージはどのように構成されているのか、アイテムはどんな効果があるのか、などを親子で話し合ってみましょう。

話し合っているうちに、キャラクターの特徴がより鮮明になってきますよ。

好きじゃなかったキャラが、意外と好きになったりします。

ゲームの構成要素を理解する

ゲームには、キャラクター、ステージ、アイテム、ルールなど様々な要素が含まれています。

これらの要素がどのように組み合わされ、ゲームが成り立っているのかを理解することで、ゲーム作りの基礎を学ぶことができます。

例えば、このステージでは使えるアイテムと使えないアイテムがあったり、キャラクターが変化したりと、作り手として一歩引いた目線で見ると、今まで見えていなかったことが見えたります。

シンプルなゲームから学ぶ

「スーパーマリオ」や「ポケモン」といった、子供向けの人気ゲームは、比較的シンプルな構造で、ゲーム作りの基本的な要素が理解しやすいです。

これらのゲームを例に挙げながら、ゲームの仕組みを説明してみましょう。

遊び感覚でプログラミングに触れる:ビジュアルプログラミングツール

始めのうちはコードを書くのが難しいと感じます。

そこで、最初はビジュアルプログラミングツールがおすすめです。

ブロックを組み合わせることで直感的にプログラムを作ることができるので、お子様でも簡単にプログラミングを始めることができます。

Scratch(スクラッチ)

世界中で使われている人気ツールで、ゲームだけでなく、アニメーションや音楽なども作れます。

マサチューセッツ工科大学が開発した、子供向けプログラミング言語として、無料で利用可能です。

[スクラッチ公式サイト](https://scratch.mit.edu/)

Scratchでは、キャラクターを動かす、音を鳴らす、背景を変えるなどの操作を、ブロックを組み合わせることで簡単に実行できます。

  •  豊富なチュートリアルが用意されているので、初めてでも安心して始めることができます。
  •  Scratchには、世界中のユーザーが作った作品を共有できるコミュニティがあり、他の作品を参考にしたり、自分の作品を発表したりすることができます。

このブログではScratchの始め方や、簡単なゲームの作り方を解説しています。

Scratchスクラッチ 子ども向けプログラミングの始め方

Scratchスクラッチでゲームを作ってみた!ブロック崩しゲーム

Code.org

ゲーム形式でプログラミングを学べるサイトです。

キャラクターを動かしたり、パズルを解いたりしながら、楽しくプログラミングの基礎を身につけられます。

Code.org公式サイト(https://code.org/)

  •  Code.orgでは、ゲームを通してプログラミングの基本的な概念を学ぶことができます。
  • 「Hour of Code」という、1時間のプログラミング体験イベントも開催しており、気軽にプログラミングに触れることができます。

このブログではCode.orgの始め方解説しています。

Code.org 子供向けプログラミング学習 始め方と使い方の説明

Viscuit

絵を描くようにプログラミングができる、ユニークなツールです。

シンプルな操作で、オリジナルのアニメーションやゲームを作ることができます。

Viscuit公式サイト

(https://viscuit.com/)

  • Viscuitでは、絵を描きながら、キャラクターの動きやイベントなどをプログラミングできます。
  • 直感的な操作なので、小さなお子様でも楽しくプログラミングを学ぶことができます。

このブログではViscuitの始め方解説しています。

Viscuitビスケット 子ども向けプログラミングの始め方

今回紹介した3つのツールは、無料で利用できます。

遊び感覚で試してみて、お子様に合ったツールを見つけてあげましょう。

ちなみに、一番の推しはScratchですね。

小学生向けのプログラミングスクールなどで採用されている点や参考になる書籍も多く、コミュニティが充実しているので、サンプルが多くてそれだけを見ているだけで勉強になります。

簡単なゲームから作ってみよう!:初めてのゲーム作り体験

ビジュアルプログラミングツールに慣れてきたら、次は実際にゲームを作ってみましょう。

最初は、キャラクターを動かすだけのシンプルなゲームから始めてみましょう。

例えば、

ボールを動かすゲーム:画面上にボールを表示し、矢印キーで左右に動かせるようにします。

敵を避けるゲーム:画面上に敵キャラを表示し、主人公キャラを操作して敵にぶつからないように動かすゲームです。

アイテムを集めるゲーム:画面上にアイテムを表示し、主人公キャラを操作してアイテムを集めるゲームです。

チュートリアルを活用する

Scratchでは、”初めてのゲーム” というチュートリアルが用意されています。

このチュートリアルでは、キャラクターを動かす、背景を変える、音を鳴らすなど、ゲーム作りの基本的な操作を学ぶことができます。

アイデアを形にする

最初はチュートリアルを参考にしながら、簡単なゲームを作ってみましょう。

慣れてきたら、自分のアイデアを形にしてみましょう。

例えば、好きなキャラクターを登場させたり、オリジナルのステージを作ったりしてみましょう。

少しずつ機能を追加していく

最初はシンプルなゲームを作り、慣れてきたら、新しい機能を追加していきましょう。

例えば、キャラクターの動きを複雑にする、アイテムの種類を増やす、スコアをつけるなど、少しずつゲームを充実させていきましょう。

ゲーム作りを通して育む力:プログラミングの楽しさと学び

ゲーム作りを通して、お子様はプログラミングの楽しさと同時に、様々な能力を育むことができます。

創造力:ゲームのアイデアを考え、それを形にすることで、創造力を育むことができます。

問題解決能力:ゲームを作る過程では、エラーが発生したり、思い通りに動かなかったりすることがあります。

こうした問題を解決していくことで、問題解決能力を育むことができます。

論理的思考力:プログラムは、コンピュータに指示を出すものです。

そのため、論理的に考えることが重要になります。

ゲーム作りを通して、論理的な思考力を育むことができます。

集中力:ゲーム作りには、集中力が必要です。

細かい作業を続けることで、集中力を高めることができます。

達成感:自分が作ったゲームが完成した時の達成感は、大きな喜びになります。

この達成感を味わうことで、自信やモチベーションを高めることができます。

親子で一緒に楽しむ:ゲーム作りを家族の時間に

ゲーム作りは、親子で一緒に楽しめる活動です。

プログラミングの知識を共有する: 親御さんも一緒に学んで、お子様をサポートしましょう。わからないことがあれば、一緒に調べたり、教え合ったりすることで、より深い理解につながります。

ゲームのアイデアを出し合う: 親子でゲームのアイデアを出し合い、一緒にゲームを作ってみましょう。

子供の斬新なアイデアは、大人にとっても新鮮な刺激になります。

なにか、とんでもない発想など、子どもの頭の中はアイデアの宝庫です。

出てきたアイデアを否定せずに、子どもに質問してゲーム作りに役立てましょう。

ゲームのテストをする:完成したゲームを親子でプレイし、意見交換をしましょう。

ゲームの面白さや改善点などを話し合うことで、ゲームの完成度を高めることができます。

完成したゲームを褒めてあげよう:お子様の努力を認め、完成したゲームを褒めてあげることが大切です。

ゲーム作りを通して、お子様の成長を喜び、励ましましょう。

挫折を乗り越える:失敗から学ぶこと

ゲーム作りは、決して簡単ではありません。

うまくいかないことだらけですよ。

途中で挫折してしまうこともあるかもしれません。

プログラミングで失敗を恐れないこと。

失敗は成功への過程です。失敗から学び、次へと活かすことが大切です。

サポートを頼る

わからないことがあれば、親や先生に助けを求めましょう。

でも、親や先生はサポートできるかという問題もある。

サポートできないときはどうしたらいいかと言えば、コミュニティを活用すればいい。

コミュニティを活用する

Scratchなどのツールには、ユーザー同士が交流できるコミュニティがあります。

他のユーザーの作品を参考にしたり、質問したりすることで、解決策を見つけたり、モチベーションを維持したりすることができます。

プログラミング体験のまとめ

小学3年生がゲーム作りに挑戦するのは、簡単なことではないけれども素晴らしいことです。

遊び感覚でプログラミングに触れ、簡単なゲームから始めてみましょう。

親子で楽しみながら、プログラミングの楽しさを体感し、創造力を育むことができるでしょう。

ゲーム作りは、単なる遊びではありません。

プログラミングを通して、論理的思考力、問題解決能力、創造力など、将来役立つ様々な能力を育むことができます。親子でゲーム作りに挑戦し、お子様の可能性を広げてあげましょう!