小学生でもわかる”IT業界のエンジニア”の仕事内容を解説!

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IT業界におけるエンジニアと呼ばれる分野の仕事内容を小学生にもわかりやすく説明します。

この記事を書いたのは、
業務アプリ開発・運用保守歴20年 支援先企業250社以上の経験
新人時代は納品用データを誤って全部消しちゃったり、支援企業先でパソコンの配線見直し中に、足に引っ掛けた電源コンセントを抜いてしまいパソコンが一気に十数台落ちてしまって大慌てになったりと。
失敗談に事欠かないエンジニアの端くれでございます。

IT業界のエンジニアってどんな仕事なのか

ITエンジニア

エンジニアは、コンピューターを使って色々な便利なものを作る人たちです。

例えば:

  1. ゲームを作る人:

   みんなが楽しめるゲームを考えて、コンピューターで作ります。

  1. ウェブサイトを作る人:

   インターネットで見られるページを作ります。

 お店の情報を載せたり、面白い記事を書いたりします。

  1. スマートフォンのアプリを作る人:

   スマートフォンで使えるアプリを作ります。

 写真を撮るアプリや、メッセージを送るアプリなどです。

  1. コンピューターを守る人:

   悪い人がコンピューターに入り込まないように、守り方を考えます。

  1. ロボットを作る人:

   人の役に立つロボットを考えて、動くようにプログラムを作ります。

エンジニアは、みんなの生活をもっと便利で楽しくするために、頭を使って新しいアイデアを考え、それをコンピューターを使って形にする仕事をしています。

難しい問題を解決したり、チームで協力したりしながら、毎日がんばっているんです。

IT業界もいろいろと分かれている

IT関連の仕事って一括りに見られますが、実はこの業界も細分化されています。

  • 開発系のエンジニア
  • インフラ系のエンジニア
  • その他のエンジニア

大雑把にエンジニアで分けると、この3つが代表的なものになります。

この時点でも実態がよくわからないと思いますので具体的に進めます。

自分も少し混乱し始めました(笑)

開発系エンジニア

開発系のエンジニアもさらに細分化することができ、次のようになります。

  • システムエンジニア(いわゆるSEてっていうとわかりますか?)
  • Webエンジニア
  • アプリケーションエンジニア
  • ソフトウェアエンジニア
  • 組み込み系エンジニア

開発系だけでも、分けるとこれだけあります。

もっと細分化されているとおっしゃる方もいますが、この記事ではこのくらいにしておきます。

 プログラマー

仕事内容:コンピューターに命令を出す言葉(プログラム)を書く人

わかりやすく言うと。料理のレシピを書くみたいに、コンピューターにやってほしいことを細かく書いていきます。

システムエンジニア(SE)

仕事内容:コンピューターの仕組みを考えて設計する人

わかりやすく言うと、家を建てる時の設計図を描く人のように、コンピューターの仕組みの設計図を描きます。

では、ここからより詳しく説明します。

システムエンジニアは、企業や組織のニーズに合わせて情報システムを設計、開発、導入する専門家です。

主な仕事内容は以下の通りです:

  1. 要件定義:クライアントの要望を聞き取り、システムに必要な機能や性能を明確にします。
  2. システム設計:要件に基づいて、システムの全体構造や詳細な仕様を設計します。これにはハードウェア、ソフトウェア、ネットワークの構成などが含まれます。
  1. プロジェクト管理:開発チームを統括し、スケジュール管理、予算管理、リスク管理を行います。
  1. プログラミング:必要に応じて、自らもコーディングを行います。
  1. テスト・品質管理:開発されたシステムが要件を満たしているか、バグがないかを確認します。
  1. 導入・運用支援:完成したシステムをクライアントの環境に導入し、使用方法の指導や初期の運用サポートを行います。
  1. 保守・改善:稼働後のシステムのメンテナンスや、新たな要望に応じた改善を行います。
  1. 技術調査:最新の技術動向を調査し、より効率的なシステム開発に活かします。

システムエンジニアは、技術的なスキルだけでなく、コミュニケーション能力や問題解決能力も求められます。

クライアントや他の技術者との折衝、複雑な問題の分析と解決、チームワークなどが重要な要素となります。

また、常に変化する技術に対応するため、継続的な学習も必要なんですよ。

ネットワークエンジニア

仕事内容は、コンピューター同士をつなげる人

例えていうなら、町と町をつなぐ道路を作る人のように、コンピューター同士が話せるようにします。

ここからより詳しく説明します。

  1. ネットワークの設計:これは、新しい道路の計画を立てるようなものです。どこにどんな道路(ケーブル)を通すか、交差点(ルーター)をどこに置くかを決めます。
  1. ネットワークの構築:設計図に基づいて、実際に道路(ネットワーク)を作ります。ケーブルをつなげたり、機械を設置したりします。
  1. セキュリティの確保:これは、道路に警察官を配置するようなものです。悪い人(ウイルスやハッカー)が入ってこないように、ファイアウォールという守り壁を作ります。
  1. トラブルシューティング:道路が渋滞したり、事故が起きたりしたときに、すぐに対応して直すのと同じです。ネットワークに問題が起きたら、原因を見つけて直します。
  1. パフォーマンスの改善:り速く、たくさんの車(データ)が通れるように道路を広げるのと同じです。ネットワークをより速く、安定させる工夫をします。
  1. 新技術の導入:新しい種類の車(新しい機器やソフトウェア)が出てきたら、それに対応できるように道路を改良します。
  1. 監視と管理:交通管制室から道路の状況を見守るように、ネットワークの状態を常にチェックします。

ネットワークエンジニアは、みんなが快適にインターネットを使えるように、裏で頑張っている人たちなんです。

彼らのおかげで、私たちはスムーズにウェブサイトを見たり、メールを送ったり、オンラインゲームを楽しんだりできるんですよ。

データベースエンジニア

仕事内容は、たくさんの情報を整理して保管する人

例えるなら、図書館で本を整理する人のように、コンピューターの中の情報を整理します。

データベースエンジニアは、たくさんの情報を上手に整理して、必要なときにすぐに取り出せるようにする人たちです。彼らの仕事は、とても大きな図書館の司書さんのようなものです。

より詳しく説明します。

  1. データベースの設計:これは、新しい図書館を作るときに、本をどう並べるか考えるようなものです。どんな情報をどのように保存するか計画を立てます。
  1. データベースの構築:設計図に基づいて、実際にデータベースを作ります。これは、空っぽの図書館に本棚を置いて、本を並べていくようなものです。
  1. データの管理:図書館の本を整理するように、データベースの中の情報を整理します。新しい情報を追加したり、古い情報を更新したりします。
  1. セキュリティの確保:大切な本を金庫に入れて守るように、重要な情報を守ります。パスワードを設定したり、誰がどの情報を見られるか決めたりします。
  1. パフォーマンスの改善:本を探すのに時間がかからないように工夫するのと同じです。情報を素早く取り出せるように、データベースを調整します。
  1. バックアップとリカバリ:大切な本のコピーを別の場所に保管するように、情報のコピー(バックアップ)を作ります。何か問題が起きたときに、すぐに元に戻せるようにします。
  1. トラブルシューティング:本の並び方が間違っていたり、本が見つからなかったりしたときに対応するのと同じです。データベースに問題が起きたら、原因を見つけて直します。
  1. 新技術の導入:図書館に新しい本の整理方法を取り入れるように、新しいデータベース技術を導入します。

データベースエンジニアは、私たちの生活を支える大切な情報を管理しています。

例えば、スーパーの商品情報、銀行の口座情報、学校の成績情報など、たくさんの大切な情報を守り、必要なときにすぐに使えるようにしているんです。

セキュリティエンジニア

仕事内容は、コンピューターを悪い人から守る人。

とても重要なお仕事です。

お城を守る騎士のように、コンピューターを守ります。

セキュリティエンジニアは、コンピューターやインターネットを使う人たちを、悪い人や危険から守る仕事をする人たちです。

彼らの仕事は、お城を守る騎士や、町を守る警察官のようなものです。

セキュリティエンジニアの仕事内容は、

  1. セキュリティシステムの設計:これは、お城に堀や城壁を作るのと同じです。コンピューターやネットワークを守るための仕組みを考えて作ります。
  1. ファイアウォールの設定:ファイアウォールは、お城の門番のようなものです。悪い人や危険なものが入ってこないように、出入り口をチェックします。
  1. ウイルス対策:これは、病気から体を守る予防接種のようなものです。コンピューターがウイルスに感染しないように、ワクチン(ウイルス対策ソフト)を用意します。
  1. セキュリティの監視:町のパトロールをする警察官のように、コンピューターやネットワークを常に見守り、何か変なことが起きていないかチェックします。
  1. セキュリティ教育:みんなに交通ルールを教えるように、コンピューターやインターネットを安全に使うための方法を、会社の人たちに教えます。
  1. インシデント対応:火事が起きたときに消防士が駆けつけるように、セキュリティの問題が起きたときにすぐに対応して、被害を最小限に抑えます。
  1. セキュリティテスト:お城の守りの強さを確かめるように、自分たちで攻撃を試みて、守りの弱いところがないか確認します。これを「ペネトレーションテスト」と呼びます。
  1. 新しい脅威への対応:新しい武器が発明されたときに、それに対抗する防具を作るように、新しい種類の攻撃方法が出てきたら、それに対する守り方を考えます。

セキュリティエンジニアは、私たちがコンピューターやインターネットを安心して使えるように、日々頑張っています。

彼らのおかげで、大切な情報が盗まれたり、コンピューターが壊されたりすることを防いでいるんです。インターネットの世界の「ヒーロー」とも言えるでしょう。

ウェブデザイナー

ウェブデザイナーは、インターネット上のウェブサイトを、見た目も使いやすさも素敵に作る人たちです。

彼らの仕事は、お店の看板やチラシを作るデザイナーさんに似ています。

絵本を描く人のように、ウェブサイトをきれいに見やすく作ります。

主な仕事内容は、

  1. ウェブサイトのデザイン:これは、絵本を描くようなものです。ウェブサイトの色や形、文字の大きさなどを考えて、見た目を美しく整えます。
  1. レイアウトの作成:これは、部屋の家具の配置を考えるようなものです。ウェブサイトの中で、文章や写真、ボタンなどをどこに置くか決めます。
  1. ユーザーインターフェース(UI)のデザイン:これは、おもちゃの操作パネルを作るようなものです。ウェブサイトの中のボタンや、メニューなどを、使いやすく分かりやすく作ります。
  1. レスポンシブデザイン:れは、折り紙のように、大きさが変わっても形が崩れないようにする工夫です。パソコンでもスマートフォンでも、きれいに見えるようにデザインします。
  1. グラフィックデザイン:ウェブサイトで使う絵や写真、アイコンなどを作ったり選んだりします。これは、本の挿絵を描くようなものです。
  1. タイポグラフィ:これは、きれいな字を書く習字のようなものです。ウェブサイトで使う文字の種類や大きさ、色などを決めます。
  1. 色彩設計:クレヨンで絵を塗るように、ウェブサイト全体の色使いを考えます。見やすくて、気分も良くなるような色の組み合わせを選びます。
  1. プロトタイプの作成:これは、本物を作る前の、おもちゃの見本みたいなものです。ウェブサイトの簡単な模型を作って、どんな感じになるか確認します。
  1. コーディング:ウェブサイトを実際に動くようにするために、コンピューターの言葉(HTMLやCSS)で指示を書きます。これは、ロボットに動き方を教えるようなものです。

ウェブデザイナーは、インターネットの世界をもっと楽しく、使いやすくする仕事をしています。

彼らのおかげで、私たちは美しくて分かりやすいウェブサイトを見ることができるんですよ。

ウェブデザイナーは、インターネットの世界の「アーティスト」とも言えるでしょう。

AIエンジニア

コンピューターに考えさせる仕組みを作る人

ロボットに頭脳を与える人のように、コンピューターが自分で考えられるようにします。

これからAIエンジニアさんがどんどん必要になってきます。

主な仕事内容として、

  1. AIの設計:これは、ロボットの頭脳を考えるようなものです。どんなことができるAIにするか、計画を立てます。
  1. データの収集と準備:AIが学習するための情報を集めます。これは、ロボットに教科書やビデオを用意するようなものです。
  1. 機械学習モデルの開発:ロボットに勉強の仕方を教えるようなものです。AIが自分で学んで賢くなる仕組みを作ります。
  1. ディープラーニング:これは、AIに複雑なことを教える高度な方法です。人間の脳の仕組みを真似て、AIがより深く学べるようにします。
  1. アルゴリズムの開発:AIに問題の解き方を教えるようなものです。例えば、迷路を解くコツを教えるみたいなことです。
  1. AIの訓練:作ったAIに、たくさんの問題を解かせて練習させます。これは、ロボットに繰り返し練習させるようなものです。
  1. AIの評価とテスト:AIがちゃんと賢くなったか、テストをします。例えば、ロボットに難しい問題を出題して、正しく答えられるか確認します。
  1. AIの改良:テストの結果を見て、AIをもっと賢くするために改良します。これは、ロボットのプログラムを書き直すようなものです。
  1. AIの実装:作ったAIを実際に使えるようにします。例えば、スマートフォンのアプリやロボットに組み込んだりします。
  1. 倫理的な配慮:AIが人々の役に立ち、誰も傷つけないように気をつけます。これは、ロボットに「良いこと」と「悪いこと」を教えるようなものです。

AIエンジニアは、私たちの生活をもっと便利で楽しくするために、賢いコンピューターやロボットを作っています。

例えば、話しかけると答えてくれるスマートスピーカーや、自動運転の車、写真を見分けるアプリなど、AIエンジニアが作ったものは身の回りにたくさんあります。

AIエンジニアは、未来の技術を作り出す「魔法使い」のような存在なんです。彼らの仕事のおかげで、私たちの生活はどんどん便利になっていくでしょう。

これらの人たちが協力して、私たちの生活を便利にするいろいろなものを作っています。コンピューターを使って、世の中をもっと良くする仕事がIT業界の仕事ですね。

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