IT資格 小学生からチャレンジできる資格検定3選

小学生のプログラミング学習

小学生のプログラミング学習

小学校でプログラミング教育が始まりましたね。

賛否両論いろいろありますが、プログラミングに興味を示している子どもは大勢います。

そんな子ども達のモチベーションアップとスキルアップにおすすめのIT資格・検定を紹介します。

資格や検定を取得しても、中学や高校進学に直接有利に働くことはないですが、プログラミングを通して培われる、問題を解決するために必要な「論理的な思考力」と「課題に対する解決力」が養われていきます。

これが一番大事なポイントです。

言われたことは出来るけど、それ以外は「何もできない」「何もしない」ような大人になるか、「何が問題になっていて」「どうやって解決できるか」を考えたり実行するような大人になるかです。

その訓練の一つがプログラミングだと信じています。

そこで、小学生でもチャレンジできるIT資格・検定を紹介します!

ジュニアプログラミング検定 スクラッチ

プログラミングを学ぶ子ども達を対象とした検定で、Scratchを使用したプログラミングスキルを測定し、チャレンジする意欲を育むことを目的に2016年より始まりました。

ビジネス能力や技能に関する認定試験など(株)サーティファイが主催している検定です。

認定試験の一つに「ジュニアプログラミング検定」があります。

試験は、設問中に与えられた条件を満たしたプログラミングを行うという出題形式です。

試験の中で一つのゲームや物語を作成するので、プログラミングを学習されているお子さんには、日ごろの学習の延長としてスキルを確認することができ、その能力を証明・認定します。

Entry(4級)~Gold(1級)まで4つのレベルが設けられており、公式テキストも販売されています。

試験概要

プログラミング的思考力を定着させ、その知識を土台とした創造の可能性を広げることを目的としています。

受験資格

資格は一切ありません。だれもで受験OK!

スクラッチ(Scratch2.0 Scratch3.0)が理解できていればOK!

合格基準

得点率60%以上

受験料金・試験時間他

級名Entry(4級)Bronze(3級)Silver(2級)Gold(1級)
試験時間30分40分40分50分
受験料(税込)2,400円2,600円2,800円3,000円
出題例例:おいかけっこゲームをつくろう!例:レースゲームをつくろう!例:計算ゲームをつくろう!シューティングゲームを作ろう!

公式HPで詳細を確認できます。

日商プログラミング検定

小学校からプログラミング教育が必須化されたり、社会では増大するIT需要とは反対にITを活用できるスキルを持った人材不足の状況に対し情報技術の基盤となるプログラミングスキルの学習を支援するための検定試験「日商プログラミング検定」を始めました。

検定はエントリーレベルからエキスパートレベルまで段階的に受験できるよう4つのレベルを設定。

小学生向けに「エントリー」レベルの検定が用意されています。

日商プログラミング検定の内容

ビジュアル言語「Scratch」による簡単なプログラミングおよびプログラミング的思考を問う
(初学者向け教育で活用)プログラミングの「学び方」を学んでいる

試験方法
インターネットを介して試験の実施、採点、合否判定を行うネット試験

試験詳細
ENTRYは小中学生から学べるScratchにより試験実施

試験範囲は以下になります。

1. 値
2. 変数
3. 条件分岐
4. 繰り返し
5. 配列
6. ブロックの定義
7. 並列処理
8. メッセージング
9. クロ一ン
10. ぺン機能(コンピュータグラフィックス)
11. サウンド機能
12. 開発環境(IDE)の使い方
13. ネットリテラシー、モラル

どんな感じで出題されるのかは公式HPを見て確かめて下さい。

公式HPにサンプル問題もあるので、子どもと一緒にチャレンジしてみて下さい。

受験料
受験料は\3,300-になります。

文部科学省後援 情報システム試験 年齢制限一切ないよ

「情報システム試験」は一般財団法人 職業教育・キャリア教育財団 検定試験センターが主催する技術試験です。

まだまだ、ITの技術が一部の専門的な知識とみなされていた時代と違い、基礎的なICT能力は社会人のみならず学生にも、必要条件の一つとなりました。

時代の流れに伴い、一人ひとりに求められるスキルは、高度になるばかりでなく、幅の広いものへと変容しました。

知らなくても生きてはいけますが、損するか得するかと言えば、大いに損をします。

こちらの試験は、「基本スキル」「プログラミングスキル」「システムデザインスキル」の3つになります。

基本スキル」と「システムデザインスキル」に合格すると「システムエンジニア認定」が交付されます

基本スキル」と「プログラミングスキル」に合格すると「プログラマ認定」を交付されます。

こちらの試験は、文部科学省による後援を受けている試験となります。

注意点ですが、受験者が小学生以下の場合は保護者の同伴が必要となります。

情報システム 試験内容

情報システムの試験内容は次のようになっています。

基本スキル

プログラミングやソフトウェア開発の基盤となる情報の表現・ハードウェア・基本ソフトウェアに関する基礎的知識
プログラミングスキル

想定処理に対して適切なデータ構造とアルゴリズムを適用できる能力

適切なテストケースを作成し、テスト結果の正当性を評価できる能力

システムデザインスキル

システムの開発と、それに必要なネットワーク技術・データベース技術および、セキュリティと標準化に関する知識
年齢制限なしとは言え、小学生低学年では厳しいと思います。中学生になれば、合格できる範囲ですね。
すべての試験科目において、多岐選択式(マークシート)による出題です

情報システム 試験料/試験時間

気になる試験料は次の通りです。

試験科目料金
基本スキル¥3,500
プログラムミングスキル¥3,000
デザインスキル¥3,000

試験時間は次の通りです。

科目名説明時間試験時間合格点/配点
プログラミングスキル10:00 ~ 10:1010:10 ~ 11:40
(90分)
65/100
基本スキル13:00 ~ 13:1013:10 ~ 14:10
(60分)
65/100
システムデザインスキル14:30 ~ 14:4013:10 ~ 14:10
(60分)
65/100

若干難易度が高めの試験内容や時間配分となっているので、この試験は中学生くらいからで十分です。

小学生でもチャレンジできる資格検定のまとめ

子どもがプログラミングに興味を示し、自分なりに試行錯誤しているなら、さらなるスキルアップでモチベーション維持と、好きな事がどんどん自信に繋がっていきます。

子どもは一度自信を持つと、親の想像以上にぐんぐん成長します。

一つの自身が、他の事にも波及していきます。

プログラミングには答えがあるよようで内容なもの。

常に正解を求めていく探求心が自然と身に付いていきます。

是非、チャレンジさせてあげてく下さい。

さらにスキルアップを目指すお子さんには、プログラミングスクールもあります。

大抵のプログラミングスクールは無料体験教室があるので、こちらもお試しください。

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