2023年における最も使用されているプログラミング言語のTOP5と、
その使用理由をまとめてみました。
2023年 最も使用されているプログラミング言語のTOP5
このグラフは、2023年時点で最も使っているプログラミング言語を3つ選んだアンケート結果です。
※2023年 最も利用されているプログラミング言語 日経クロノスさん調査からの引用です。
下のグラフは、3つ選択したうち最も使っているプログラミング言語のアンケート結果です。
※2023年 最も利用されているプログラミング言語 日経クロノスさん調査からの引用です。
どちらもPythonが1位となっています。
それでは、3つのうち最も使われているプログラミング言語のTOP5について、。
1. Python
Pythonが利用されている理由、
– 習得が容易で、初心者にフレンドリー
– データ分析、機械学習、AI開発に最適
– 豊富なライブラリとフレームワーク
– Web開発、自動化、スクリプティングなど多用途
2. Java
Javeが利用されている理由、
– エンタープライズレベルのアプリケーション開発に適している
– Android開発の主要言語
– 高い安定性とセキュリティ
– 大規模なコミュニティとサポート
3. JavaScript
JavaScriptが利用されている理由、
– Web開発に不可欠（フロントエンド、バックエンド両方）
– Node.jsによるサーバーサイド開発
– 豊富なフレームワーク（React, Angular, Vue.js等）
– 常に進化し、新機能が追加されている
4.VBA
VBAが利用されている理由、
-既存のスキルを活かしながら高度な自動化を実現
-VBAはMicrosoft Office製品に組み込まれている(コスパがいい）
-VBAを学ぶことで既存のスキルを活かseru
-office製品と連携してアプリケーションを効率化
5. C#
C#が利用されている理由、
– Microsoftの.NETフレームワークと強く結びついている
– ゲーム開発（Unity）で人気
– Windows アプリケーション開発に適している
– 近年のクロスプラットフォーム対応の向上
6. C/C++ 次点
C/C++が利用されている理由、
– システムプログラミング、組み込みシステム開発に最適
– 高いパフォーマンスと効率性
– ゲーム開発、グラフィックス処理に広く使用
– レガシーシステムの保守
これらTOP5は、日経クロノスが調査した結果になります。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02670/112900001/
※日経クロノスさんから引用しました。
利用されているプログラミング言語の理由を詳しく解説
TOP5で紹介したPython、JavaやJavaScrriptについて解説したいと思います。
Python
pythonはデータ分析、機械学習、AI開発に最適とありますが、なぜ最適なのでしょうか。
ITに詳しくない方にもわかりやすく説明いたします。
Pythonがデータ分析、機械学習、AI開発に最適とされる理由は以下のとおりです。
1. 簡単な文法
Pythonは、人間の言葉に近い簡単な文法を持っています。
例えば、英語の文章を書くように、直感的にコードを書くことができます。
これにより、プログラミングの経験が少ない人でも、比較的短期間で基本を習得できます。
2. 豊富なライブラリ
ライブラリとは、よく使う機能をまとめたツールセットのようなものです。
Pythonには、データ分析や機械学習に特化した多くのライブラリが用意されています。
例えば、
– NumPy：大量の数字を扱うのに便利
– Pandas：表形式のデータを簡単に操作できる
– Scikit-learn：機械学習のための様々なツールが揃っている
これらのライブラリを使うことで、複雑な計算や分析を少ない労力で行うことができるんです。
3. コミュニティのサポート
世界中の多くの人がPythonを使っているため、困ったときに助けを求めやすいです。
また、新しい技術やツールが次々と開発され、共有されています。
4. 柔軟性
Pythonは様々な目的に使えるため、データの収集から分析、結果の可視化まで、一貫してPythonで行うことができます。
これは、異なるツールを使い分ける必要がある他の言語と比べて大きな利点になります。
5. 処理速度
大量のデータを扱う際、Pythonは比較的高速に処理を行うことができます。
特に、最適化されたライブラリを使用することで、効率的な計算が可能です。
6. 可視化ツール
データ分析や機械学習の結果を、グラフや図で分かりやすく表現するためのツールが充実しています。
これにより、複雑な分析結果を理解しやすくなります。
Pythonについてのまとめ
つまり、Pythonは「使いやすさ」と「高度な機能」のバランスが良く、データ分析や AI 開発に必要な様々なツールが揃っているため、多くの人々に選ばれているのです。
初心者でも始めやすく、専門家でも高度な作業ができる、そんな言語だと言えます。
Java
JAVAはエンタープライズレベルのアプリケーション開発に適しているという理由と、なぜ高い安定性とセキュリティが挙げられるのでしょうか。
例を示しながら説明しますね。
1. エンタープライズレベルのアプリケーション開発に適している理由
エンタープライズレベルのアプリケーションとは、大きな会社や組織で使われる大規模なシステムのことです。これを学校に例えてみましょう。
例：大きな学校のシステム
– 生徒の情報管理
– 成績管理
– 図書館の本の貸し出し管理
– 給食の注文システム
JAVAは、このような大規模なシステムを作るのに適しています。
その理由は、
a. 部品を組み立てるように作れる：
– JAVAは、レゴブロックのように、小さな部品（クラスやオブジェクト）を組み立てて大きなシステムを作れます。
– これにより、複雑なシステムでも管理しやすくなります。
b. たくさんの人で協力して作れる：
– 大きな学校のシステムは、一人では作れません。
– JAVAは、多くのプログラマーが同時に作業しやすいように設計されています。
c. 長く使える：
– 学校のシステムは何年も使い続けます。
– JAVAで作ったシステムは、後から機能を追加したり、修正したりしやすいです。
2. 高い安定性とセキュリティがある理由
a. 安定性：
例：JAVAは、丈夫な積み木のようなものです。
– 積み木で高い塔を作っても、簡単には崩れません。
– 同じように、JAVAで作ったシステムは、たくさんの人が使っても簡単には壊れません。
JAVAが安定している理由は、以下のことが挙げられます。
– エラーを事前にチェックする仕組みがあります。
– メモリ管理を自動で行うので、プログラマーのミスが少なくなります。
b. セキュリティ：
例：JAVAは、強い鍵のついた金庫のようなものです。
– 大切な情報を安全に守ることができます。
JAVAがセキュリティに強い理由は、
– 「サンドボックス」という仕組みがあります。
これは、危険なプログラムが他の部分に影響を与えないようにする仕組みです。
– 定期的にセキュリティアップデートが行われ、新しい脅威から守ってくれます。
Javaについてのまとめ
JAVAは、大きな学校の複雑なシステムを作るのに適した、丈夫で安全な積み木のようなものです。
たくさんの人で協力して作れ、長く使え、大切な情報も安全に守れるので、大きな会社や組織で広く使われているんです。
JavaScript
JavaはWeb開発に不可欠（フロントエンド、バックエンド両方）なのはどうしてなのか。
フロントエンドやバックエンドの意味も具体的に解説します。
まず、ウェブサイトをレストランに例えてみましょう。
1. フロントエンドとバックエンド
フロントエンドとは、
– これはレストランのお客さんが見える部分です。
– テーブル、椅子、メニュー、お皿など、目に見えるものすべてです。
– ウェブサイトでは、あなたが見るページのデザインや、ボタンをクリックしたときの動きなどがフロントエンドです。
バックエンドとは、
– これはレストランの厨房（キッチン）のようなものです。
– お客さんには見えませんが、料理を作ったり、食材を管理したりする大切な場所です。
– ウェブサイトでは、データを保存したり、計算したり、情報を管理する部分がバックエンドです。
少しは理解してもらえたでしょうか？
2. JavaScriptがWeb開発に不可欠な理由
JavaScriptは、このレストラン全体を動かすための特別な言語のようなものです。
フロントエンドでの役割
– メニューを見やすくしたり、注文をスムーズにしたりします。
– 例えば、ボタンをクリックすると何かが動いたり、ページが更新されたりするのはJavaScriptのおかげです。
バックエンドでの役割
– 注文を受けて厨房に伝えたり、在庫を管理したりします。
– Node.jsというツールを使うと、JavaScriptで厨房（サーバー）の仕事もできるようになりました。
JavaScriptが特別な理由
1. どこでも使える：フロントエンドもバックエンドも、同じ言語で作れます。
2. 速い：お客さんの注文にすぐに反応できます。
3. みんなが使っている：多くの人が使っているので、困ったときに助けてもらいやすいです。
4. いつも進化している：新しい料理（機能）をどんどん作れるようになっています。
JavaScriptについてのまとめ
つまり、JavaScriptは現代のウェブサイト（レストラン）を作るのに、とても便利で強力なツールなんです。
フロントエンド（お客さんが見える部分）もバックエンド（裏で働く部分）も、JavaScriptを使えば効率よく作ることができるんですよ。
この記事のおさらい
このTOP5の元と、多少違うじゃんと言いたいところはご容赦ください。
なぜこの結果になったのかというと、ブログ管理人の好みが反映しています。
多少違うところはご勘弁ください。
いろいろある言語にも、得意なところがあるので、自分がやりたいことに合わせて勉強するといいと思います。
小学生のうちは、まずプログラミングに慣れ親しみながら楽しく学べるビジュアルプログラミング言語をお勧めします。
なぜなら、
直感的にプログラミングが学べて、コミュニティもあり、ほかの子供たちが作ったプログラムも見て動かすことができます。
どうしたらいいのか、わからなくても真似することで同じようにプログラミングすれば完成できます。
何度も繰り返しているうちに、自然と身についてきます。
このサイトには、ビジュアルプログラミング言語の始め方を説明している記事があるので参考にしていただけると嬉しいです。