小学生がプログラミングを始めたいと思うきっかけには、いくつかの要因が考えられます。
さっそく始めた見たものの躓いて挫折してやめてしまう事が無いように、挫折を乗り越える方法もお伝えしていきます。
小学生がプログラミングを始めたいと思うきっかけ
1)ゲームやアプリへの興味
多くの子どもは、日常的に使っているゲームやアプリに興味を持ち、それらを自分で作りたいと思うことがきっかけになります。
特に、自分の好きなゲームやキャラクターをプログラムで動かせることに魅力を感じます。
2)ロボットやガジェットの体験
ロボットや電子工作キットを使った体験は、子どもの好奇心を刺激します。
実際に自分でプログラムを作ってロボットを動かせることが楽しさにつながります。
3)学校のカリキュラム
最近では多くの学校でプログラミング教育が導入されています。
学校での授業や課外活動を通じてプログラミングに触れる機会が増え、それが興味を引くきっかけになります。
4)親や兄弟の影響
家族がプログラミングに関心を持っている場合、子どももその影響を受けて興味を持つことがあります。
特に、親や兄弟が実際にプログラムを書いている姿を見ることで、自分もやってみたいと思うことが多いです。
5)オンラインのリソース
YouTubeやオンラインの教育プラットフォームでプログラミングのチュートリアルや成功事例を見たことがきっかけになることがあります。
特に、若いプログラマーが自分の作品を公開しているのを見ると、子どもたちも自分で挑戦したいと思うことが多いです。
6)クリエイティブな表現の手段
絵を描いたり、音楽を作ったりするのと同様に、プログラミングもクリエイティブな表現の一つです。自分のアイデアを形にできるツールとしてプログラミングに魅力を感じることがあります。
7)問題解決の楽しさ
パズルやロジックゲームが好きな子どもは、プログラミングの論理的思考や問題解決の要素に興味を持つことがあります。
問題を解決する喜びや達成感が、プログラミングへの興味を引きます。
これらの要因が組み合わさる、もしくは一つのことに強い関心から、子どもがプログラミングに興味を持つきっかけになります。
どのようなきっかけにしろ、プログラミングを始めてみようと、本や無償のオンライン教材などを駆使して取り掛かります。
でも、途中で挫折しちゃう子どももたくさんいます。
せっかく、プログラミングに興味を持ってくれたのに残念です。
プログラミングを始めたけど挫折しちゃう理由とは
プログラミングに興味をもってくれたのに挫折してあきらめちゃう理由と最後に挫折克服を提案したいと思います。
難易度が高いと感じる
初めてのプログラミングは概念や用語が難しく感じられ、理解が追いつかないことがあります。
プログラミングする前に、使い方などの使用方法だけじゃなく、日常では使わないような言葉が出てくると理解ができずにやめちゃうパターンですね。
楽しさを感じられない
教材や学習内容が子どもにとって興味深くないと、飽きてしまうことがあります。
始めてみたら、子ども自身に興味が薄い内容だと、これだけで気持ちが凹んで、だんだんと手が止まり、いずれ完全に止まってしまう。
同時にプログラミングの興味も無くなってしまうパターンですね。
進捗が見えにくい
すぐに成果が見えないと、モチベーションが低下することがあります。
どうしても、すぐに成果を求めてしまうんですね。
この気持ちはとてもとてもよくわかります。
本当は順調なのに、子ども自身は前に進めていないと勘違いして、自分にはプログラミングは向いてないと勝手に判断してしまうんですね。
サポートが不足している
質問できる人がいないと、行き詰まったときに解決策が見つからず、挫折しやすくなります。
始めは周りの大人のサポートも必要な場面が多々あります。
親御さんや兄弟が、常にサポートするのは大変です。
また、サポートする側のレベルも、それ以上ないとなかなか厳しいですね。
時間の確保が難しい
他の活動とのバランスが取れず、十分な学習時間が確保できないことがあります。
塾に行く時間はあるけれど、プログラミングをする時間があったりなかったりすると、なかなか成果を上げることができません。
これも、挫折しちゃう理由になります。
では、ここからは挫折対策について説明します。
プログラミングを始めたけど挫折しそうなときの対策
せっかく興味をもって始めたプログラミングだけど、挫折しそうなときの対策について説明しますね。
小学生の子どもは大人ほどの集中力がないのは当たり前です。
ただし、興味があると驚異的な集中力を発揮もするので、大人とは違う生物なんじゃないかと思う時があります。
そんな驚異的な集中力だけじゃなく、楽しんで学んで欲しいと思います。
適切な教材の選択
子どもの興味に合わせた教材を選び、ゲームやアニメーション作成など楽しい要素を取り入れる。
Scratchなどのビジュアルプログラミングツールを使うことで、視覚的にプログラミングを学ぶことができます。
できるだけ、わかりやすと取り組みやすい教材がいいですね。
段階的な学習
簡単なプロジェクトから始め、少しずつ難易度を上げることで成功体験を積み重ねる。
小さな目標を設定し、達成感を味わえるようにする。
サポート体制の整備
難しいように”整備”とか言っちゃってますが、
要するに、家族や教師、オンラインコミュニティなど、質問や相談ができる環境を整えること。
コーディングクラブやワークショップに参加させることで、仲間と一緒に学ぶ楽しさを感じさせる。
同じような仲間との交流が、とてもとても大事なってきます。
いい意味で刺激を受けて、さらにステップアップします。
実践的なプロジェクト
子ども自身が興味を持つプロジェクトを選び、自分で作りたいものを作らせてあげる。
実際に動く作品を作ることで、達成感と学習の意義を感じさせる。
定期的な学習時間の確保
無理のない範囲で定期的に学習時間を確保し、習慣化させる。
学習と遊びのバランスを取り、楽しみながら学べる環境を作ってあげる。
これらの対策を講じることで、子どもがプログラミング学習を続けやすくなり、挫折しにくくなります。
この記事のおさらい
子どもの興味やペースに合わせて柔軟に対応することが大切ですね。
最初のきっかけは、周りのサポートがとても大事ですが、サポートする側も実は大変なんですよね。
これらのことを全部してあげたいのはやまやまですが、大人には大人の事情ってもんがありますよね。
だから全部やってあげなくてもいいんです。
躓きそうなところだけ、サポートしてあげてください。
興味を持ったことが継続してできるようになれば、あとは放ったらかしでも、子どもは自主的に意欲をもって取り組みます。
そんなきっかけを手助けしてあげてほしいです。